赤ちゃんをむかえる環境は?(妊娠中:Aのあなた)
【A】のあなたは
赤ちゃん以外にお世話が必要な人がいて忙しそうです。今はその人のお世話を出来る状況でも、産後は今まで通りいかないことが増えます。今のうちに赤ちゃんのお世話に出来るだけ専念できる環境を整えておきましょう。
世話の必要な人が健康な大人である場合は、その人が自立するよう、その人が出来そうなことからするよう話を進めましょう。上のお子さんがいる場合は、いざという時にそのお子さんを見てくれる場所を探しておきましょう。また、介護が必要な人がいる場合はデイケアなどの使える社会資源を積極的に使ってみるのも良いでしょう。
一言アドバイス
日々とても頑張っておいでなのではないでしょうか。まずは、そんな自分を「私頑張ってる!」と褒めてください。今のうちに、出産後の「ちょっと休みたいと感じる時」や「いざという時」に預けたり頼ったり使えるサポートをさがしたり、自分に合った情報を集めておきましょう。お住まいの地域の役所や保健センター、児童館など役に立つ情報やサポートをもらえるかもしれません。お仕事をしている人は職場の理解を得られるようにしておきましょう。準備は大変ですが、育児環境を整えることはとても大切です。できることを今のうちにやっておきましょう。ご自身の充実したマタニティライフを満喫してくださいね。
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このアドバイスは、「生誕1000日見守り研究班」が作成しています。
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大阪大学生誕1000日見守り研究班
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(大阪大学大学院 医学系研究科 保健学専攻 遠藤教授室 担当:中本)